身体表現性障害の実態把握|辛抱強い支えが鍵

ウーマン

精神的な問題が関係

相談

日常生活が困難に

身体表現性障害とは、身体に疾病を持たないのに、吐き気や頭痛などを感じる病気です。そして、症状が悪化すると日常生活に支障をきたします。身体表現性障害は、働き盛りの人や容姿に自信がない人に発症しやすい病気です。家事や仕事が忙しくて自分を顧みる余裕がない人は、精神的な防御反応として身体表現性障害を発症することがあります。そして、頭痛薬や精神安定剤を服用して症状を緩和しようとします。容姿に自信がない人は、周囲の視線を必要以上に気にしてしまう傾向にあります。それがストレスとなって、身体の不調を訴えるようになります。また、病気がちの人も要注意です。病気が改善しているにもかかわらず、健康への不安感から疾病に対して敏感になることがあります。そのため、絶えず身体に痛みや違和感を感じる状態が継続します。これらの症状は、外出が困難になる程度に悪化する場合があります。よって、少しでも思い当たる節がある人は、精神科への受診が求められます。

生活環境の調整

身体表現性障害の特徴は、生活環境の改善や自己肯定感を取り戻すことが治癒につながる点です。忙しさや、自己否定感から心を落ち着けられない状態が長く続くと、身体より先に精神のバランスや体内のホルモンバランスが乱れてしまいます。それは、身体表現性障害特有の、頭痛や吐き気を生じます。また、場合によっては転換性障害を発症します。転換性障害も身体表現性障害の一つで、皮膚感覚の麻痺します。皮膚感覚の麻痺は、やけどや大けがにもつながるので、注意が必要です。身体表現性障害の改善のためには、生活環境を見直す必要があります。仕事に追われている人は、気分転換ができる方法を見つけ出すようにします。また、容姿に否定感を抱えているなら、それを受け入れる努力が大切です。しかし、これらは自分の力だけでは為し得ることができません。よって、家族はもちろん、職場の人や友人に身体表現性障害について理解を得られるようにします。そして、温かく見守ってもらう環境に整えれば、身体表現性障害は快方に向かっていきます。